2007/10/5‐8 東京・日野誠めぐりB |
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次に目指すは後で来ると誓った井上源三郎資料館。 日野駅方面に少し戻って「ヘンデルとグレーテル」のお菓子のように“のぼり”を目印に進みます。 すると、おおっ!!!
門を入るときれいなお姉さんたちが笑顔で「いらっしゃい」と迎えてくれて癒される! 小さなスペースに所狭しと史料が並べられてます。 源さんのご子孫である館長さん自らが案内してくださいました。 源さんもこういうお顔立ちをしていたのかな〜と、ついまじまじ見つめてしまいます。(スミマセン) 館長さん居合をされてるそうで、見るからに強そう! オーラを感じました! 史料も面白かったです。 あまり知らなかった源さんのお兄さん、松五郎さんに関するお話が聞けたのは収穫。 特に京の源さんたちからの“近藤が天狗になって困る”という内容の手紙が面白かった。 “天狗”になるとは文字通りの意味なのか、それとも芹沢のようになることを表しているのか?! どちらにせよ、松五郎さんは試衛館ズから頼りにされる存在だったのですね。 それから天然理心流では名主(佐藤彦五郎)の義弟である歳三に「丁重に」(←強調されてました(笑))剣術指南をしたとか。 その他の人には不丁重に教えたりもしてたのでしょうか(笑) それから一番熱心に何度も説明されてたのが、源さんは小説やドラマだと「よぼよぼのおじいさん」に描かれがちだけど、実際は免許を取っていて強かったのだということ。 源さんは強かったんだーーー! もっと説明を聞いていたかったのですが、このままいくとまた1時間くらいここにいることになりそうだったので途中で退室。 外へ出るとさっきのお姉さんがお茶とお菓子を出してくれました^^ 暑くてのどが渇いていたので嬉しかった! さあ、甲州街道沿いを歩いて日野宿本陣方面に戻ります。
本陣の裏にある佐藤彦五郎新選組資料館へ。
こちらは彦五郎さんのご子孫、福子さんが運営されてます。 数ヶ月前に歳三さんの使用していた横笛が発見されて少し前まで公開されてたという情報を仕入れていたので、今回は見れないかなーと残念に思っていたのですが。 ありました!! 見ることができましたよ、歳しゃまの横笛ー!! なんか、硬そう? 説明書きによると、5歳〜9歳まで吹いてたとか。 9歳でやめちゃったのか? きっとうまく吹けなくって放り投げたんだ! なんて可愛いのーーー!(暴走) この目にできると思ってなかったのでとても嬉しかったですv 他にも沖田さんの山南さんの死を伝える手紙とか、歳さんの京からの手紙とか近藤さんの書もあったような…(うろおぼえ) 歳さんの字は細くてさらさらとしてきれい。 近藤さんの字はいかにも無骨で力強い。 総司の字はみみずがのたうったような…(失礼) 字って個性出るなぁ。 ここまで回ってみて。 彦五郎さんのイメージがちょっと変わってきました。 大河の小日向さんのイメージが大きかったのですが、史料やガイドさんのお話から想像すると、おちゃらけた感じがあまりしない。 むしろまっすぐに武士道に生きた、みたいな感じが。 頭も良さそうだし。 鉄之助をかくまったのだって命がけだったはずだしね。 大きな心をもった人。 皆から慕われた彦五郎さんは源さんと並んで日野の町の英雄なのだなぁ。 近藤さんと義兄弟の契りを結んだほどの人だものね。 館内には福子さんが山本耕史さんと写った写真が飾られてましたv 次へ |