2007/11/23-25 京都幕末めぐり 【其の三】 |
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さーて、憧れの京都一人旅です!! 緊張3割、楽しみ7割! ホテルを出、荷物を預けようと京都駅に向かったのですが、9時半過ぎに着いたのにコインロッカーが皆無!! JRの方も近鉄の方も地下もどこもない!! どうにもならないことってあるもんですねー。 仕方なく、JRの手荷物預かり所へ。 ここでも1時間待ってようやく預けられました。 やっぱり身軽に行動したいですからね。 まずは、ずっと来たかった金戒光明寺(黒谷)へ。 地下鉄東西線東山駅近くのバス停から岡崎道へ。 もう一つ先の岡崎神社前まで乗っても良かったんだけど、ちょっとの距離だったのでまぁ良し。 岡崎神社横の細い参道をまっすぐ上っていくと、目的地に到着。 この参道は昔ながらの雰囲気が残っててオススメ。 ただし夜は暗くて怖そう>< このお寺、すっごく広いんですね! ここを会津本陣にしたのは1000の兵を収容できるという理由もあったそう。 石段を上の方まで上ってくねくねいくと、京で命を落とした会津藩士たちの墓地があります。 大切に葬られているのだなぁ…。 容保さまもきっと訪れていただろうな。 墓地前の紅葉がすごくきれいに色づいていました。 ![]() このお寺の奥の「真如堂」というお寺は紅葉の名所として有名ですが、こちらも穴場だと思います。 人少なくて静かだし! 石段の高いところからは京都の街並みが一望できてすごくきれい。 帰りは山門の方から帰ります。 ![]() 近藤さんや土方さんも、何度もこの山門を仰ぎ見たんでしょうね…。 ![]() 容保さま、京都の街を守ってくださってありがとうございました!! お次はガイドブックで見て隠れ家的で素敵だと思った「無鄰菴」へ。 動物園の正面で、仁王門通り沿い、交差点南禅寺前からすぐ西のところにあります。 黒谷さんから歩いてみました。
拝観料は350円。 お茶付きだと650円。 お腹も減ってたし、ここは確実にお茶付きをお願いします(笑) 悔いのないように!! 狭い門を潜り抜けると、目の前に美しいお庭が! しかも奥には東山が見える!! ![]() うひゃー、すごい! 右手にはコンクリートの洋館、左手には木造の日本家屋。 まず、洋館に入ってみることにしました。 ここの2階のある一室は伊藤博文らと日露開戦直前の外交方針を話し合ったという「無鄰菴会議」が行われた現場らしい。 へぇーーー。 当時のソファやテーブルなど、そのまま残されているそうです。 山県さん愛用の寝椅子も展示されてました。 1階は、山県さん愛用の茶器やら庭師の方の説明やら。 ほほぉ… 次に、日本家屋の方へ。 縁側があってお庭から上がれます。 こちらでお抹茶と茶菓子を頂きましたv 素敵なお庭を眺めながらの優雅な時間… 最高に贅沢でしたv もー、山県さんがニクイ!!(笑) 私が上がってしばらくすると団体さんがどやどや… お部屋に飾ってあった山県さん自筆の書だけパチリコして退散。 ![]() お茶を頂いたら、お庭探険に出かけます♪ 一週するのに結構広いんですよー! ![]() ![]() ちんたら見学してたら先ほどの団体さんがもう部屋から出てきた。 早っ!
天気の良い日にここで読書でもできたら最高だろうなー。 山県さんって維新前の「狂介」という名前からも、短期で寡黙で気難しく、どこか狂気じみてるようなイメージがあったんだけどこのお庭を見てるとそんなイメージが少し変わってくる。 奥さんをつれてよく来てたっていうのもいいな。 女性には誠実そう。 それに、何度もここに来たくなる気持ちがわかるなぁ。 出世したな…狂介(笑) ![]() この外塀を見ると、改めて敷地の広さに驚きます!! この道をまっすぐ行くと、南禅寺前に突き当たります。 せっかくなのでそのまま南禅寺にも足を運んでみました。 やっぱりすごい人!!! これまで割と人の少ない静かな場所を旅してきたので、こういうにぎやかなのもいいかな♪ ![]() この水門を建てた人は何を思ってここにこんな洋風なものをもってきたのだろう…? すごく不思議だけど、ワクワクして大好きです。 おしまい。 ←其の二へ 史跡めぐりトップへ |